中之条在住アートユニット 「ゴミイケバナショー」展

陶器や使われない素材を作品に 22日まで

中之条町市城の国道353号沿いにある雑貨店「うた種」は、店内のミニギャラリーで、中之条在住のアートユニット、クレモモによる立体の展示「ゴミイケバナショー」を開催している。22日まで。

「クレモモ」は、カナダ出身のクレム・チェーンさん(39)と、みどり市出身の根岸桃子さん(33)の2人で2015年に結成。19年の芸術祭・中之条ビエンナーレ出展をきっかけに中之条町に移り住んだ。2人は現在、使われなくなった木や自然の素材を使って作品を作り上げることを「ゴミイケバナ」というユニークな造語で呼び、活動のテーマにしている。

同ギャラリー内には、中之条の土を混ぜ七輪で焼いた小さい陶器などを中心に約100点を飾り棚などに展示する。2人は作品作りについて「我々のアートプロジェクトクトはいつも『実験』から始まる。決まった素材ややり方はなく、興味の赴くままに制作しています」と説明する。

店主の曽根原詠子さんは「2人に出会ったとき、とても遊び心がある作家と感じました。ぜひ、ワクワクを共有してください」と話す。午前10~午後5時まで。同店(0279・25・8804)。

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