地方への移住で理想の暮らしを現実に!(Vol.178)

移住のサポートやアドバイスをするスタッフたち=前橋

ここ数年で一番忙しく動いているのは、首都圏から地方へ暮らしの拠点を移す方々へのサポートをする「移住コンシェルジュ」のお仕事です。ことに、コロナ禍で移住希望者が増えていると日々情報が飛んでいますが、自分の感覚からするとコロナが要因で移住を考え始めたと言うよりも、以前からその選択種は頭の中のどこかにあったように感じます。

ただ、そのタイミングが何時なのか掴みきれていなかったり、とは言え仕事を優先して暮らしを変えるまでの行動を起こせなかったり。と、心に灯をもっているそんな方々の思いがこのコロナ禍で環境が一変して、「あれ?会社に行かなくても仕事ができる!」「週1回、月1回の出勤で会社って回るんだ!」なんてことに気付いてしまって、いつの間にか家族と一緒の時間が増えることで志向が仕事よりも暮らしの充実に向き始め、そのまま一気に価値観が逆転して暮らしの充実に向かう思いが上回って移住へ行動を移す引き金にはなったのではないかと感じてします。

新しい暮らし方や働き方、漠然と思い描いていた理想の暮らしを現実のものにしようと動き出した結果、地方への移住という手段を使って手に入れようと、相談件数が一気に上がっているんだと考えています。

仕事の面でも多様な働き方が受け入れられるようになってきているのは事実で、本業のかたわら副業を進めてそこで得た発想や感性を本業に生かすことや、そもそも本業を持たず複数の副業の合計で暮らすリスク分散型暮らしを選択する方も少なくありません。自分もその一人です。

要は何をするか? ではなく誰とどこで暮らすか? で今後の生き方は決まってくると思っています。「暮らし方改革」を思案中の方は移住という手段もあります。どこかで目にしたライフスタイルではなく自分らしい暮らし方を見つけるお手伝いは、我々オールぐんま移住サポートチームにお任せあれ。フェイスブックページやオンライン相談など随時対応いたします。

■前橋市移住コンシェルジュfacebook=https://www.facebook.com/maebashiiju

 

前橋市移住コンシェルジュ
鈴木 正知

【略歴】1964年東京都町田市生まれ。日本動物植物専門学校卒業後、東京動物園協会恩師上野動物園水族館や東京都葛西臨海水族園(マグロ・サメ班)、戸隠イースタンキャンプ場管理人インタープリターなどの勤務を経て、2015年度から前橋市移住コンシェルジュとして移住希望者へのアドバイスやサポート業務などに携わる。前橋移住コンシェルジュのほか、アリスの森(NPO法人前橋環境保全基地)にてペット火葬業務に従事。前橋在住

掲載内容のコピーはできません。