部活動に取り組む県内の中学高校生が、笑いあり、涙あり、明るく、元気に、真面目に、がむしゃらに…仲間とともに過ごす青春の1ページを全力MAXで紹介します!
人間性の成長めざし 「考える稽古」実践
主将 塚田 匠城(なるき)
(普通科3年)
樹徳高(桐生市錦町)相撲部は1966年創部の歴史ある部です。「全国制覇」を目標に、1年生3人、2年生3人、3年生1人、計7人の少数精鋭で、校内にある相撲場で日々の稽古に励んでいます。
アマチュア相撲は、ルールや取り組みの流れは大相撲とほとんど同じですが、一部異なる点もあります。例えば、体重により軽量級(70㎏未満)や無差別級などの階級に分かれていたり、「女性の部」が導入されていたりと、多くの人が幅広く活躍できる場が設けられています。本校相撲部も下は60kg、上は140kgといった様々なタイプの部員が在籍しており、時には体重は関係なしに、時には体重を意識した稽古をしています。また、自身の階級をはじめ無差別級での取り口、団体戦での戦い方など勝つために部員全員が「考える稽古」を実践。その結果、各自が考えて行動できる人間として成長することができました。自身としては、昨年度関東選抜大会個人戦重量級(115㎏以上)で3位に入賞でき、自信につながりました。
今年度は5月の県総体で団体・個人共に優勝し、部としてもいいスタートが切れました。現在は8月のインターハイ(北海道)や10月の国体(鹿児島)に照準を合わせ、全国で上位に食い込むための追い込みをしています。応援よろしくお願いします。