沼田のブドウ園、スタート

巨峰や藤稔、シャインマスカットなど

県内有数のブドウの産地、沼田市では先月29日、37戸が所属する同市ぶどう組合(阿部重幸組合長)の開園式が行われた。会場となった同市奈良町の石田ぶどう園には利南幼稚園園児らが招かれ、ブドウ狩りを体験=写真。阿部組合長は「今年は当たり年。猛暑の影響で生育が進み、糖度が増している。10月中旬まで楽しめます」と話す。同市内では直売やブドウ狩りを行う観光農園が毎年、8月下旬から次々と開園。大粒の巨峰や藤稔(ふじみのり)、シャインマスカットなどが順次食べ頃を迎える。観光農園の問い合わせは同市観光協会( 0278-25-8555 )へ。

なお、生産者が出品したブドウを審査する品評会が前橋と沼田で催され、展示品は来場者に販売される。5日の県品評会(会場=県庁県民ホール)では午後3時から販売(午前11時に整理券配布)。生産者直売は同10時。県蚕糸園芸課( 027-226-3126 )へ。12日の同組合品評会(同=テラス沼田)では正午から販売。JA利根沼田営農部( 0278-50-6111 )へ。

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