“オーケストラがある街”の新たな演奏会シリーズ始動!
―GTシンフォニック・コンサートとは?
クラシック=敷居が高いと思われがちですが、間口を広げ、多くの方々にクラシック音楽やオーケストラのサウンドを、もっと身近に楽しんでいただきたいという気持ちから企画がスタートしました。4月9日から来年2月23日まで5回シリーズで始まる一連のプログラムは、“オーケストラのある街”ならではの強みを活かして、皆様にお楽しみいただけるよう趣向を凝らしていく予定です。公演タイトルの「GT」とは、群馬交響楽団と高崎芸術劇場の頭文字でもあり、本公演の会場である大劇場(Grand Theare)の略でも。両者がタッグを組み、大劇場を舞台に新たな公演をつくっていく…そんなイメージと新シリーズ公演への期待を込めて名付けました。
ークラシックプログラム、ポピュラープログラムの魅力は?
GTシンフォニック・コンサートの大きな特徴は、プログラムがクラシックとポピュラーの2スタイルあること。クラシックは「運命」や「未完成」などの定番作品で構成され、ポピュラーでは、「ゴッドファーザー」「ローマの休日」などの映画や、ジブリやミュージカル音楽などおなじみのメロディや迫力あるサウンドを満喫できる作品をお届けいたします。
―小谷野さんおすすめのプログラムは?
6月29日に、指揮者の原田慶太楼さんやサクソフォンの須川展也さんが登場する「映画音楽名作選1」のプログラムに親しみを感じています。「スーパーマン」「E.T.」「インディ・ジョーンズ」の曲目は、中学時代吹奏楽部で、演奏したことがあります。楽曲のフレーズと共に、あの頃の懐かしい記憶もよみがえり、親近感につながっています。さらに「スター・ウォーズ」は、DVDで何度も観ている好きな作品です。映画のシーンをイメージしながら演奏を楽しみたいです。きっと、また映画を観たくなるでしょう。
―チケットについて
それぞれの公演を1回券(S席5,000円)で購入することもできますが、5公演全てを同じ座席で鑑賞できる「5回通し券」(S席20,000円)もお求めいただけます。どうか気軽に足を運んでください。
高崎芸術劇場 事業課 小谷野紀子さん
群馬県立高崎女子高校卒、昭和音楽大学音楽学部声楽学科卒。2005年より高崎市文化事業団(現 高崎財団)勤務。高崎市少年科学館プラネタリウム、事業振興業務等を経て2021年から現職。
■高崎芸術劇場
①4月9日「三大交響曲」②6月29日「映画音楽名作選1~ジョン・ウィリアムズ コンサート~」
③9月19日「三大コンチェルト」④11月11日「映画音楽名作選2」~スクリーンでよみがえる名画選~
⑤来年2月23日「ジブリ&ミュージカルナンバー」~音楽の贈りもの~
※詳しくは、同劇場HPまたは、高崎芸術劇場チケットセンター( 027-321-3900 )、群馬交響楽団事務局( 027-322-4944 )へ。