伊勢崎工業高校 ボクシング部

 部活に取り組む県内の中学高校生が、笑いあり、涙あり、明るく、元気に、真面目に、がむしゃらに……仲間とともに過ごす青春の1ページを全力MAXで紹介します!

今年度の県高校総体で9連覇を達成した伊工ボクシング部のメンバー(会場の渋川工業高校で)

平常心で臨み、インターハイ優勝目指す

部長 柿沼 力生
3年 工業化学科

伊工ボクシング部は、男子8人、女子6人の計14人が所属しています。監督は、モスクワ五輪のボクシングフェザー級の日本代表で、現在、中央大ボクシング部の監督も兼任している樋口伸二先生です。部活の時は厳しく、熱心に指導してくださいますが、生活面でも相談に乗ってくれ、とても安心感がもてる先生です。また、3人のマネージャーは選手の近くでタイム管理などを行ってくれ、チームにとって欠かせない大切な存在です。

対人練習で構えや相手との距離感、フェイントのかけ方などを確認する

ボクシングは単なる殴り合いではありません。頭を使って攻撃とディフェンスという攻防を行うスポーツです。 ルールはシンプルですが、ディフェンスをしながらその隙にパンチを繰り出す駆け引きが魅力です。磨きをかけたテクニックが実践できた時は自分の成長を感じます。

練習も大事ですが、試合で最も大事なのは、当日に最高のコンディションを作ることです。故障や怪我をしてしまったら日々の努力も意味がありません。常に健康状態を意識し、試合の時には最高のパフォーマンスを発揮できるように体の強化を図っています。

春の県高校総体では9連覇を達成しました。次の目標はインターハイで優勝すること。試合では自分の気持ちに負けず、緊張やイラダチなどで平常心を崩さないようにしたいと思います。そして、先生方や家族や応援して下さる人にボクシングで結果を出すことで感謝の気持ちを伝えたいです。リングに上がるのは、1人ですが、試合に向けて沢山の人からの協力を得ていることを忘れず、決して諦めない強い気持ちで最後まで頑張りたいと思います。

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