2030年までに達成すべき持続可能な開発目標として設定された17のゴール「SDGs」。すっかり生活の中でなじんできた言葉で、紙面でも取り上げることも増えてきた。これまでの記事ではフードバンクや子ども食堂の運営は1(貧困)と2(飢餓)、高齢者の健康サロンは3(健康と福祉)、制服の話題は5(ジェンダー)など。今日の紙面ではカーボンニュートラルが7(エネルギー)、服の循環は12(生産と消費)にあたるか。
今日16~25日は「SDGs週間」だと最近知った。SDGsへの意識を高めてもらおうと世界中で啓発イベントが開かれるという。我が身を顧みても、これまで積極的に動いていなかったと気づく。まずはできることから。
以前から興味があったのは微生物の力で生ごみを堆肥化する「コンポスト」。ゴミの減量化と資源の循環が達成できるので、SDGsの12に。早速、前橋市役所で通年無料配布している土壌改良材(母材)をもらう。準備は段ボールに竹を原料とした母材を入れ、水を含ませるだけ。超簡単!
パンフレットに「コンポストは生き物。ペットを飼うような気持ちで、あまり気負わずに」とある。励ましの言葉を胸に、頑張りたい。
(上原道子)