朝ドラ[慌ただしい朝、8時前になるとテレビの前へ急ぐ…]

慌ただしい朝、8時前になるとテレビの前へ急ぐ。NHKの朝ドラを時計代わりにしている。15分後ドラマが終わると、残りの家事をして出勤の準備というペース配分。だが、次の番組での「朝ドラ受け」が面白く、腰が重くなってしまい結局バタバタしてしまう。

先週終了した「カムカムエヴリバディ」は安子、るい、ひなたと三世代のヒロインが紡ぐ家族の百年の物語。昭和から平成、令和にかけてラジオ英会話、あんこ、ジャズ、時代劇をキーワードに物語は進む。盛りだくさんの内容で約半年があっという間。

途中でつらい展開もあったが終盤に、るいが生き別れた母・安子の前で思い出の曲「On The Sunny Side of The Street」を歌い、再会するシーンは圧巻だった。私も親の存在があって、今ここにいると思うと涙が止まらなかった。登場人物たちが繰り返し語る「ひなたの道を歩けば、人生は輝くよ」というセリフ。長い人生、土砂降りの雨が続いたり、壁にぶつかった時は思い出そう。

もう少し「カムカム」の余韻に浸っていたいが、今週から新作「ちむどんどん」もスタート。沖縄が舞台で、朝から美しい景色に癒やされる。今後が楽しみだ。朝ドラは私の元気の素。遅刻しないよう、今日も頑張ろう!

(森作理恵)

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