今春、車関係の出費が重なった。3台分の自動車税と車検。少しでも出費を抑えたいと、自身で車検場に車を持ち込む「ユーザー車検」を受けることに。
さすがに点検整備は無理なのでディーラーで済ませ、前日はネット動画で受検手順の予習もした。当日、まずは予備検査場でヘッドライトの光軸調整を行う。多くの人が本番で不合格となる確率が高いらしく、ほとんどの人がここで予め調整をするのだとか。3千円。
次に群馬運輸支局へ。私と同じユーザー車検の人も、ちらほらいて、中年女性がウロウロしていても、あまり浮かない(気がした)。
重量税や車検手数料などを支払い、いよいよ検査場へ。検査員が、ウインカーやランプ、警告音、車体番号の刻印などをチェック。担当者の声が良く聞こえず、「ボンネットを開けて」と言われたのにエンジンをかけて冷や汗。その後は動画で見た通りにブレーキ、スピードメーター、排気ガス、下回りなど全てクリア。待ち時間含め1時間半ほどで終了。意外とすんなり合格をもらえた。
さて、どのくらい経費が浮いたかというと、ディーラー車検でかかる代行手数料約1万5千円が節約できた。予備検査代を差し引き1万2千円の『黒字』。いいぞ、ユーザー車検!
(上原道子)