朝日ぐんまは4月から月に一度、金曜昼12時10分頃から約10分間、エフエム群馬の生番組に出演している。県内五つのタウン誌が輪番制で、最新紙面からピックアップした情報を発信するワンコーナー。初登板の時は若宮町のスタジオで、緊張のあまり口がからからになりながらも必死で記事を紹介した。
2度目は先週。新築移転したばかりのピカピカの新社屋にお邪魔した。前回とは違った緊張感を覚えつつも少しだけ心に余裕ができ、打ち合わせから本番まで滞りなく、終えるはずだった。
放送終盤。準備をしていた原稿が…無い。焦って、本番中にもかかわらずガサガサと探し出す私。その「間」をMCの大津瑛寛アナと玉城ちはるさんの二人が機転を利かせたトークでつなぐ。 「助かった!」と、ホッとしたのも束の間。今度は、さっきの「大捜索」のせいで、次に読むべき台本を見失う。頭の中は真っ白に。すると、横から大津アナが自分用の台本をすっと差し出してくれて、なんとかエンディングに漕ぎつけた。
新しいスタジオにも、一般客が生放送を観覧できる空間「クラブエア」が設けられ、今秋、グランドオープンするらしい。次回はリスナーに囲まれながらドタバタ劇を繰り広げることの無いよう、準備万端で臨みたいと思う。
(上原道子)