新米[調子が悪かった炊飯器がついに壊れ、慌てて電器店へ駆け込んだ…]

調子が悪かった炊飯器がついに壊れ、慌てて電器店へ駆け込んだ。他にも電化製品の故障が続いたので、壊れなさそうで、機能が少なく安いものを選ぶ。
 
すると店員さんが「予算をあと少し増やせば、いい炊飯器がありますよ」と笑顔を見せる。「まさか、高価格の在庫を売りつけられるのか?」と疑ったが、とりあえず話を聞いてみる。ふむふむ。ポイントは手入れが楽で見た目がオシャレ、大火力と高圧力など値段の割には機能が充実しているそう。どうせ買うなら、よりおいしくご飯が食べたいと薦められたものを購入した。
 
次の日、新米ではなく古い米を炊いてみる。同じ米だが、昨日と味わいが全然違う!我が家は毎年秋田の叔父が作る米を食べているが、新米の到着にさらに期待が高まる。
 
その後、届いた新米は猛暑と水不足で残念ながら出来が悪いとのこと。でも、いざ、実食すると、見た目もツヤツヤでふっくら、もっちりとしておいしい。炊飯器の実力に驚いた。店員さんに感謝だ。しばらく新米を堪能できそう。
 
今週の一面はおにぎり特集。色々な具を見るだけで食欲をそそる。今日は、新米を一番好きな具の「鮭とごま塩」で握ってみよう。どんな味になるか楽しみだ。 

(森作理恵)

掲載内容のコピーはできません。