同窓会 [私服を着用して自由な空気を吸っていた都立高校を卒業して40年以上…]

上州日和タイトル

私服を着用して自由な空気を吸っていた都立高校を卒業して40年以上。9クラス揃った同窓会を2月に都内で開催する。声を掛けられ、幹事の一人になったが、10年ぶりに連絡先を調べるのが大変だ。転居やアドレス変更で音信不通になるケースも多く、個人情報に配慮して「捜索」。手紙など紙メディアも活用し、何とか案内状を送付した。

その後、徐々に近況が入ってくる。うれしそうにお孫さんの誕生とともに参加を知らせてくれたのは、無口だったラグビー部男子。東北から出席しますと早々連絡をくれたバドミントン部男子。イタリアでプロデューサーになり「欠席ですが遊びに来てね」とメッセージを寄せてくれた美術が得意な女子。私もすぐには行けないのが残念…。授業中よく寝ていたのに、中学の校長になった男子。みんなそれぞれ頑張っている。「先生と行ったラーメン屋、まだあるね」「駅がきれいになった」「映画監督になった先輩からもらったグッズ取っておけばよかった」などなど、幹事の中でも盛り上がる。

大変と思っていたが、友人と協力し、オンライン会議も利用して何とか乗り切れそう。当日は、盛り上がるかな?「お久しぶり、元気?」この一言を交わすため、もう少し頑張ろう。

(谷 桂)

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