前橋高校 山岳部

部活動に取り組む県内の中学高校生が、笑いあり、涙あり、明るく、元気に、真面目に、がむしゃらに…
仲間とともに過ごす青春の1ページを全力MAXで紹介します!

 

知識と体力を向上させ「自立した登山者」に

前橋高校山岳部の部員=山行で行った赤城山小沼にて(2024年2月)

本校山岳部は、2年生13人、1年生15人の計28人が所属しており、「自立した登山者」となることを目標に、週3日の練習と月1回の山行を行っています。練習内容は主にランニングと、荷物を背負って階段を上り下りする「歩荷」による体力づくりとなっています。山行は基本的には1泊2日で、炊事訓練により調理技術も磨いています。特に炊飯はそれぞれの技術の上達がわかりやすく、美味しく食べられる白飯を炊けた時の喜びは大きいです。また、生徒自らが、登る山を選んで登山計画を作ることもあり、プランニングの能力も高めています。

令和5年度のインターハイで北海道の黒岳を登る部員(2023年8月)

大会は秋の新人登山大会と春の県総体の2つがあり、山岳部の目標の1つになっています。ともに団体競技で、新人登山大会では荷物を背負って山道を走る速さを競います。一方、県総体では山の知識や天気図の作成などを競う「筆記試験」と、実際の登山を通して歩法や体力を競う「実技」を行い、合計点数で順位が決まります。今年度は新人登山大会と県総体で優勝、全国大会(インターハイ)では4位という結果を残すことができました。現在は、次回大会での優勝に向けて練習を重ねています。

山への知識と自己の体力の双方を向上させ、山を学び、安全に山を楽しむ事ができる有意義な部活動となるようこれからも努めていきたいと思います。

部長    小渕 勇輝      (普通科2年)

 

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