部活に取り組む県内の中学高校生の笑いあり、涙あり、明るく、元気に、真面目に、がむしゃらに…仲間とともに過ごす青春の1ページを全力MAXで紹介します!
剣と剣との駆け引きが魅力の格闘技
キャプテン 高橋 姫華(2年)
私たちフェンシング部は、3年生4人、2年生2人、1年生2人の計8人。顧問の吉澤千恵先生による厳しくも丁寧な指導のもと、勝利を目指して日々努力しています。吉澤先生は国体で優勝経験のある日本を代表する選手でもあります。
フェンシングは、2人の選手が剣でお互いの有効面を攻防しながら点を取り合う競技で、種目はフルーレ、エペ、サーブルの3種目があります。1対1の格闘技であるフェンシングは、相手との攻防の駆け引きが魅力です。他の格闘技と大きく違う点は、やはり「剣」を使うところだと思います。一見硬そうに見えますが、しなやかさがあり、振り込むようにして相手を突きます。そのため、「動く的」である相手を正確につくのは難しく、アームワークの練習には一番時間を費やしています。世代交代前の昨年度は経験者がいないながらも、フルーレとサーブルで全国選抜出場。今年度は関東大会で準優勝に加え、全種目でのインターハイ出場という好成績を収めました。しかし、新体制になって初めての試合であった11月の新人戦では、フルーレ、エペ共に負けてしまい、先輩方に続く良い結果を残すことは出来ませんでした。そこで、改めて3年生の偉大さを実感し、今までの自分達は先輩方に頼りすぎていた部分があったのだと思い知らされました。
次の公式戦は春の総体です。1、2年生は4人しかいませんが、団体戦は最低でも3人必要なため、1人も欠くことができません。また、一人ひとりの戦いがチームの勝敗を大きく左右するので、課題を一つずつ克服していきたいと思います。これからは全員が着実にレベルアップできるように、お互い励まし合いながら辛いことも乗り越えて練習に励んでいきたいと思います。そして、必ず関東大会に出場できるよう、頑張ります。
悔し涙のインターハイ 後輩の飛躍期待
笠原 佳姫 (3年)
8月11日~14日に福井県越前市で行われたインターハイに出場しました。個人戦では、春原が女子エペ1回戦敗退、笠原が女子フルーレ1回戦敗退、女子サーブルベスト16でした。団体戦は2回戦敗退という、とても悔いの残る結果となりました。約1年半、インターハイでの団体戦入賞を目標に練習してきましたが、緊張でいつも通りのプレーをすることができませんでした。でも、結果以上に大切なものをたくさん得ることのできた3年間の部活動でした。1、2年生には、もう一度インターハイへ出場し、入賞という目標を達成してほしいです。