太田高校 クイズ研究会

部活に取り組む県内の中学高校生が、笑いあり、涙あり、明るく、元気に、真面目に、がむしゃらに……仲間とともに過ごす青春の1ページを全力MAXで紹介します!

 

 

 

太田高校クイズ研究会のメンバー

技術や知識をベースに、先見性・想像力を持った柔軟な人間への成長を目指す

㊧初代会長 有坂悠貴(3年)と㊨2代目 鹿児嶋珀斗(2年)

県立太田高校クイズ研究会(略称 OTQC)は現在、1年生9人、2年生3人、3年生15人の27人で活動しています。今年の1月に設立されたばかりの新しい部活動です。メンバー全員とても明るく、クイズが大好き。部活の時間になるとまるで水を得た魚のごとく元気に生き生きと活動しています。

我々は特に早押しクイズに力を入れています。早押しの魅力は、そのスピード感や競技性にあります。言ってみれば早押しクイズは知的なスポーツです。問題を先読みし、自分の持っている知識と結び付け、コンマ何秒の世界で相手より早くボタンを押すことが求められます。

「問題を先読みする」とは、例えば、『日本で最も高い山は富士山ですが・・・』と問題が読まれた時、アクセントが”日本”にあった場合は”世界”で最も高い山を、”高い山”にアクセントがあった場合は日本一”低い山”を答えるということを瞬時に判断するということです。

ボードクイズ解答の基礎練習。部員各々による出題に対し、素早くボードに答えを書いて見やすく提示する訓練を行う

また、出題者の口の動きから答えを推測したりもします。単に早く押すだけでなく、このような技術がひとつひとつの正解に繋がる点も、クイズの知られざる奥深さのひとつと言えます。クイズを通して、伝統に囚われず、根性論や精神論ではなく、技術や知識をベースとした先見性や想像力をもって柔軟に変化に対応できる人間に成長することができるのです。

今ではスマホなどで気軽にクイズを楽しめるので、ぜひクイズの魅力を感じてみてください。そして、太田高校の通学圏内に住んでいる小中学生の皆さんは将来太田高校に入学して一緒にクイズを楽しみませんか?

自信につながった 日本最大級規模のクイズ大会出場
高校生クイズ出場メンバー

左から奥抜空翔(3年) 横山 伶旺(3年) 有坂 悠貴(3年)

僕達は今夏、第41回全国高等学校クイズ選手権全国大会に出場しました。本番では緊張しましたが、3人で知恵をふり絞って数々の難問に立ち向かうことができました。創部1年目にしてこのような日本最大規模の大会に出場できたことはOTQC全体にとっても僕達3人にとっても大変嬉しく、自信に繋がったと思います。結果としては1回戦敗退という悔しい形になってしまいましたが、部員の皆と切磋琢磨し合った時間は、僕達の人生において非常に大きなものとなりました。この経験から、人は必要な時に必要な人と会うと改めて思いました。また、この悔しさをバネに大学でもクイズサークルに入って、引き続き頑張ろうと思います。

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