吉井高校 男子ハンドボール部

部活に取り組む県内の中学高校生が、笑いあり、涙あり、明るく、元気に、真面目に、がむしゃらに……仲間とともに過ごす青春の1ページを全力MAXで紹介します!

今年のインターハイ県予選で25年ぶりの優勝を果たしたメンバー

インターハイ 25年ぶり出場

一瞬の「すき」突くスピード感が魅力

キャプテン  山田 陽太
(総合学科3年)

吉井高校男子ハンドボール部は部員23人で活動してきました。昨年度はコロナの影響ですべての大会が中止になり、先輩たちは不完全燃焼で引退しました。だからこそ自分たちが先輩たちの分まで頑張り結果を残したいと強く思っていました。ところが、今年になってもコロナ禍は収束せず、「大会が中止になるのではないか」と不安になり、目標を見失いそうになりました。それでも「全国出場」という大きな目標の実現を目指し、河川敷を走ったり、自宅で筋力トレーニングに励んだりと、地道な練習を重ねました。

県予選で円陣を組み気合を入れる選手たち

今年のチームは力のある後輩たちが多く、自分たち3年生も負けないように努力しました。コートに立てば学年は関係なく、一つのプレーに対して何度も話し合いを繰り返しました。本気で勝ちたいと思ったので、お互いに切磋琢磨して成長してきました。数々の困難を乗り越えたからこそインターハイ予選では25年ぶりに優勝できたのだと思います。

インターハイでは石川県代表の県立小松工業と対戦しました。前半は緊張もあり思い通りのプレーができず一進一退で16対17と1点ビハインドで折り返しました。後半からは自分たちの持ち味である固いディフェンスからの速攻で得点できるようになり5点差までリードを広げることができました。しかし、運動量が落ちて自分たちのミスから失点して逆転されてしまいました。結果は29対33でした。この悔しさを来年は後輩たちが晴らしてくれると思います。

キャプテン山田選手の力強いロングシュート

ハンドボールは、直径19㎝のボールを手でつかみ敵のゴールにシュートして得点を競うスポーツです。一瞬のすきを突いてシュートを打ったり、ディフェンスから速攻したり、攻守の切り替えがとても速く一瞬でも目を離すことができません。激しいボディコンタクトが許されているので、スピード感があり、パワフルなスポーツです。また、仲間との連携も大切で、7人で協力して1点を取ることはとても難しく、逆に魅力でもあります。機会があれば、皆さんも是非ハンドボールを体験してほしいと思います。

 

 

 

後輩よ、来年こそ「1勝」実現して

部長大河原大地選手の打点の高いジャンプシュート
部長 大河原 大地
(総合学科3年)

令和3年6月に行われたインターハイ県予選会で、吉井高校男子ハンドボール部は25年ぶりにインターハイ出場を果たすことができました。福井県で開催された北信越インターハイでは、ハンドボールを楽しみ、そして1勝することがチームの目標でした。1勝という目標は叶いませんでしたが、楽しみながら吉井高校のハンドボールをすることができました。私たちの代は後輩がいなければインターハイに出場することができませんでした。チームのスタートメンバーは7人中4人が2年生でした。この経験を活かして来年もインターハイ出場に挑戦して、1勝という目標を実現してほしいと思います。

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